夜は短し歩けよ乙女

  • 2007.02.20 Tuesday
  • 17:54
夜は短し歩けよ乙女
夜は短し歩けよ乙女
森見 登美彦

大森望氏絶賛の書。
ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(o_ _)ノ彡☆。



これは、奇書ではないのか?
それとも、珍書?
世紀の名作??



なんと言ったらいいのだろ。



昔風。
江戸川乱歩を連想したり。
でも舞台は京都なんだな。
だれも京都弁喋らないけど。



春以外もでてくるんだけど、
なんとなく全体に桜の花びらが散っているような。


二昔くらい前の新宿ゴールデン街を思い出したり。


読んでる最中に、絶対この作者は、私と同年代だと思い、
著者紹介を見て、20歳も年下なのを発見、
ぎゃーーーーーーーーーー
と叫んでぶっ倒れた。


文章だけではなくってさ。
その感覚が。
いぁ、古いのではない。
まるでお友達を見ているみたいなんだもん。

今ネットで検索して、著者のプロファイルを見たら、
「奈良女子大附属中学」と書いてあったので、
一瞬、「げっ、で、女かよ???!」と再びぶっ倒れそうになったが、
写真を見たら男性でした。
そうね、附属は共学ってあるもんね。



大森望との対談の中で、大森氏が、
「自分の通ってた頃の京都(京大)と同じ」と書いていた。
大森氏は、私と学年が一つしか違わないはずだから、
やっぱり彼も、この作者の感覚に、エラく共鳴しているんでしょう。



切ないし、ぶっ飛んでるし、可愛いし、でハチャメチャ。


こんな小説、読んだことない。
ちょっと嵌るかも。

コメント
φ(。。*)カキカキ_φ(*゚゚)ノ【面白い】リストに書き込み終わり。
  • tomo
  • 2007/02/21 12:54 AM
ほほほ。
うん。きっと気に入ると思うよん。
  • ALICE555
  • 2007/02/21 9:35 AM
>奇書
 大森望さんって元々SFな人だと思っているのですが,氏が絶賛ということはこれもそういう類なのでは(笑)
 ちなみに,「命短し恋せよ乙女」の「ゴンドラの唄」は私の好きな歌の一つです(笑)
SFと言うよりも、ファンアジーですね。
なんせ池の鯉が竜巻に巻き上げられて、
それがだいぶ経ってから、人の頭に降ってきたりするし。
オズの魔法使い的。
とにかく不思議なお話です。
  • ALICE555
  • 2007/02/22 3:45 PM
遅ればせながら読了。
もっと早く読むべきだった。

不思議な世界に酔いしれていました!

TBありがとうございます。
うんうん、可愛いですよねー。
でも、スゴク読む人を選ぶ本だと思いました。
一般受けするとは思えないんだけどなー。
ベストセラーになるような本だろうかしら・・・。
  • ALICE555
  • 2008/01/29 11:36 PM
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